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カテゴリー「ベネズエラとは」の95件の記事

ベネズエラってどんな国? 

2011/12/31

ブログは終わりますが…

「ブログを今月で終わります」と書いてから、複数の方からメールを頂きました。

ベネズエラについての情報 を探しておられる方たちでした。

自分自身のことを振り返ってみたのですが、確かにベネズエラに行くまでは情報がありませんでした。情報といえば「殺人事件が多い」とか「強盗に金品を奪われる」とか「警察も信用できない」といった否定的なものばかりで、極端な話、国民全員が極悪人で、住める国ではないと思っていました。

でも、日本人学校の魅力に引き寄せられた子どもに伴い(?)暮らしてみたところ、この情報は多くの情報の中の一部であることがわかりました。国民は気さくな人たちが多く、住んだり、旅行したりする価値のある国へと変わりました。

時には chino,china(中国人)と言われて不快な思いをすることがあるかもしれません。でも、日本人が無意識に 「外人、アメリカ人」と言っているのと同じです。また、日本人が少ないため、物が自由に手に入らないこともあります。でも、ベネズエラでの生活は、日本での生活を根本から見直すことにもつながります。

ベネズエラに来るチャンスがある人は、ぜひ、足を運んで欲しいと願っています。

そのための情報… 

「ベネズエラでの暮らし」は終わりますが、これからしばらく、ベネズエラに関するインターネットのサイトを少しずつ紹介していきたいと考えています。

そして、滞在中の方、ブログを書いていただけませんか??

チャベス大統領についての報道

チャベス大統領の記事が日本の新聞に出ました。

アルゼンチンのクリスティーナ・フェルナンデス大統領がガンを患っているとの報道があった後、チャベス大統領が「ラテンアメリカの首脳が次々とガンにかかるのは、アメリカ合衆国の陰謀だ」とコメントしたとのこと。

ところが30日になって、ベネズエラでは、チャベス大統領が「誰かの陰謀だと言ったつもりはない」などと発言を否定したとの報道がありました。

でも… 日本ではこのことは報道されません。

相変わらず、チャベス大統領は変人のままですwobbly

2011/12/24

高齢者向けミッション

日本で75歳以上の高齢者を対象に後期高齢者医療制度が始まったとき…

後期高齢者とは何事だ! 
高齢者を 前期、後期と区別すること自体けしからん!

などの批判の声が相次ぎました。おそらく、行政の用語をそのまま使用したのだと思われますが、確かに当事者に対する配慮に欠けているような気がしました。

そして、ベネズエラでも先日、高齢者向けの新たなミッションが始まったのですが…

ネーミングは素晴らしいです。歌もロゴもあっという間にできあがりました。政治的な評価はさておき、チャベス大統領の人心掌握能力はすごいです。

ベネズエラの愛しのお年寄りの大ミッション (Gran Mision en Amor Mayor Venezuela)

以下、ビデオに歌とロゴがあります。

2011/12/23

文化事業は最優先

クリスマスを目前にして、ベネズエラでは各地でクリスマス・コンサートが開かれています。ショッピングセンターや公共施設などでは、無料で演奏を聴くことができ、またその模様がテレビ中継されるので、家にいても、クリスマスの雰囲気をたっぷり味わうことができますnote

でも、ベネズエラの経済状況は悪くなるばかりです。政府系のテレビ局では、「こんなに生産が伸びた」「住宅がこんなに増えた」などの宣伝をしていますが、0からスタートした公的部門が、民間企業を買収・接収するなどして生産を伸ばしたという実績を述べているだけで、国内全体で見ると、民間企業の生産量は減り続けています。また、公的部門も多額の対外債務を抱えています。賃金の支払いも遅れていて、各地で抗議行動が行われています。

相変わらず牛乳は市場になく、先週はスーパーマーケットに届いたばかりのロングライフ牛乳の前に人だかりができていましたsad

これが日本だったら…

「クリスマスコンサートなんかやっている場合じゃない! そんな金があるなら、本業に力を入れなさい」
「まずは牛乳を供給したり、住宅を建設したりするのが先でしょう」
「お金は年30%のインフレに見合った賃金上昇分に当てるべき」
「役所は財政削減しないと」

といった声が聞こえてきそうです。文化事業は余裕があるときにやるもので、業績悪化によって恒例のコンサートが中止になっても「残念だが仕方ない」との認識です。

でも、ベネズエラは全く逆です。各種の文化事業を行っている PDVSA La Estancia(国営石油会社が運営している文化センター) ですが、今は国内に3か所、来年、さらに2か所がオープンするそうです。

植物園のような公園  ラ・エスタンシア

この違いは?  

持てる国(ベネズエラ)持たざる国(日本)との違いが大きいのかもしれません。日本では経済活動がストップして、国民全員が生活保護受給者になるということは事実上不可能ですが、ベネズエラではそれが可能です。豊富な資源を抵当にして、外国からお金を借りることができるのです。今は中国がベネズエラに多額の資金提供をしています。

ちなみに、ベネズエラは国籍に関して生地主義を取っていて、外国人夫婦でも、ここで生まれた子どもはベネズエラ国籍を取得できるそうです。リスク管理という面では、貴重な国籍かもしれませんlovely


PDVSA La Estancia で行われているコンサート
(ずっと昔は コーヒー農園(la hacienda)でした。ここはコーヒーを天日に当てて、乾かす場所だったそうです)

Concierto1101


コンサートの最中、年齢には関係なく踊っています。

Concierto1102


テントの外側の人たちも踊っています。

Concierto1103


公園の中の木にぶらさげてあるメッセージ 連帯(solidaridad) とあります。

Concierto1104


社会主義(socialismo)も入っていました…

Concierto1105


2011/12/15

産油国の関心事

原油の国際価格が上がると…

原油を輸入に頼る日本では、物の値段が上がります。ガソリンも電気代も上がって、マスコミの論調は 暮らしが大変になる で埋め尽くされてしまいます。

原油を輸出しているベネズエラでは、上昇分だけ国家収入が増えます。マスコミは さらなる上昇を期待する との論調になります。

しかし、ウイーンで開催中のOPEC(石油輸出国機構  スペイン語ではOPEP)では、アラブ諸国の増産分を維持していくことが決まりました。今は1バレル 100ドルを少し上回っている原油価格も、100ドルを切る可能性も出てきました。

ベネズエラでは、値上げ禁止令 の影響で、国内生産量が低下しており、今後、輸入に頼らざるを得なくなる品目が増加する見込みです。できるだけ国際市場での原油供給を減らして、価格を上げて、外貨を獲得したいと考える政府にとっては、OPECの決定は不本意なものとなってしまいました。

石油の増産に加えて、欧州の経済危機の影響で、世界的には原油の需要が減るのではないかと予想されています。ますます価格は下がるかもしれません。

日本にとっては、一安心の状況ですが、ベネズエラにとっては、厳しい状況が続きます。

ちなみに、ベネズエラはアラブ諸国に呼びかけをして、1960年にOPECを発足させた国です。(→ 石油輸出国機構

2011/12/11

カラカス日本人学校の紹介記事

月刊『海外子女教育』 2011年10月号の 海外校シリーズ に カラカス日本人学校の紹介 が載りました。

カラカスで暮らす子どもたちの様子がよくわかります。

表紙をクリックすると、PDFファイルで見られます ↓

Hyoshi1110_2

2011/11/30

牛乳メーカーと大統領の攻防

最近、政府が価格統制している品目(米、サラダ油、牛乳、砂糖、コーヒーなど)が不足気味です。スーパーマーケットに並んでもあっという間に売り切れてしまいます。

国内生産量が十分でないこと (→ 値上げ禁止令)が主な原因なのですが、不足分を輸入で賄うにしても、時間差があるため、一時的に物不足になります。しばらく待つと、大量に店に届くのですが、今度は別のものが不足するという状況の繰り返しです。

ただし、生乳は輸入が難しいためか、ずっと品不足が続いています。前はほぼいつでも買えたロングライフ牛乳も、最近は探すのが難しくなってきました。

このような状況の中、先週金曜日に 「軍が牛乳メーカーの倉庫から商品や原料を押収した」とのニュースが流れました。軍のトラックに粉ミルクが次々と積み込まれている映像つきです。一見すると、

悪い牛乳メーカー と 正義の味方ベネズエラ国軍  です。

ところが、土曜日の朝刊を開いてびっくり。牛乳メーカーが紙面半分をつかって意見広告を出していました。それによると…

わたしたちは売り惜しみをするつもりはまったくなく、ずっと政府に協力してきている。国の食糧担当部門と協力して、輸入された粉ミルクを工場で容器に詰めて、指示通りの日程で市場に出荷できるように準備していた。先週もちょうど政府担当者と会合を持ったばかりだったが、翌日、突然軍がやってきて、すべて押収していってしまった。国軍も食糧担当部門も同じ政府の指示で動いているはずなのに、足並みがそろっておらず、やっていることが支離滅裂だ。

といった内容でした。要するに

足並みが揃っていない政府 と 政府に翻弄されている牛乳メーカー です。

ところが、翌日曜日、チャベス大統領はテレビ演説の中で、この牛乳メーカーの捜査をするように命じました。足並みがそろっていないとの指摘は、政府をバカにしたものだ。自分たちの利益のために、原料を買い占めるのはおかしい。銃で怪我をしたからといって、銃を売った軍が悪いということにはならない。などの話がありました。

断固たる政府 と 反撃された牛乳メーカー です。

物不足 という世間の批判の矛先が、政府ではなく、企業に向かうよう仕掛けられたような印象ですが、牛乳メーカーはそれに乗せられてしまったのかもしれませんcoldsweats02


2011/11/25

滑走路が短くなっています

ベネズエラの玄関口であるカラカスのマイケティア空港。首都の空港ですが、降りると寂しい感じがします。

建物には広告類がほとんどなく、政府系の宣伝やチャベス大統領の写真が飾ってあります。空港の規模も、アメリカの大都市からやってくると 「これが首都?!」と 驚いてしまいます。日本の空港には 「日本へようこそ!」という看板が数カ国語で掲げられ、さらには日本語で 「おかえりなさい」 と書かれていますが、そのような配慮もありません。

「殺風景でも、空港の機能には問題ないからいいか…」と思っていましたが、今日の新聞を見てびっくり。

空港のメイン滑走路ですが、両端がそれぞれ500メートルずつ壊れて使用不可能になってしまったそうです。コンクリートなどの資材不足ですぐに修復できず、トータルで1キロ短いままで運用しているとのこと。

小さくて軽い飛行機なら問題ありませんが、ジャンボ機はどうなる?? 着陸したら、急ブレーキをかけて停まる必要がある??

年末年始の旅行シーズンを前に、どうなるのかと思ってしまいましたsad

2011/11/22

クアトロはユニバーサル楽器!

ベネズエラの4弦楽器であるクアトロ。ベネズエラの音楽には必ず登場するものの、歌や踊りの 伴奏 という側面が強い楽器です。

メロディーを奏でるのは、アルパと呼ばれるベネズエラハープ、もしくは、バンドーラと呼ばれるベネズエラのマンドリンで、クアトロは脇役っぽい印象です。

ところが、このクアトロがメロディーを奏でつつ、伴奏するという高度な技にも対処できることがわかったのです!

高度な技を披露するアーティストの名前は エルナン・ガンボア。いまはアルゼンチンに住んでいますが、現在、故郷ベネズエラに里帰りしていて、テレビなどに出演しています。メロディーを奏でながら、クアトロ特有のカシャカシャとかきならす伴奏をし、さらに、自分で歌うことまでやってしまいます。この技をもって、世界各国の音楽にクアトロで挑戦しているとのこと。

ホームページのトップには、ベネズエラの歌 が入っています。

Hernan Gamboa El cuatro de Venezuela 

ちなみに、エルナン・ガンボアは1970年代にベネズエラで活躍したアーティストだそうです。

日本の人気民謡歌手が、海外に飛び出し、三味線を伴奏に海外の曲を唄う という感じでしょうか。

ベネズエラのクアトロは、世界の音楽に対応するユニバーサル楽器へと進化しつつありますhappy01


左側 メロディーを奏でる バンドーラ(ベネズエラのマンドリン)
右側 クアトロ


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2011/11/17

新たなミッション登場

ベネズエラの今の政府は ミッション が大好き   日本の「・・・計画」とか「・・・事業」と同じ内容なのですが、ネーミングで広く世間にアピールしようとしています。

ミッションだらけ

15日(火)の日中、テレビのすべてのチャンネルにチャベス大統領と聴衆が登場し、新しいミッションを発表していました。

ミッション マドレス デル バリオ(Mision Madres der Barrio) 

バリオ(貧困地区)の母親たちに対するミッションです。2012年から、貧困層の子どもに月300ボリバル(約6000円)を15歳になるまで支給すること、そして障害のある人には月600ボリバル(約12000円)を年齢に関係なく支給することが発表されました。

困っている人に住宅を提供するプロジェクト ミッション・ビビエンダ と同じように、今年12月から登録をスタートするそうです。

選挙前のばらまき? 日本も同じですが、お金をばらまくよりも、バリオにある学校(=中学校を卒業する前にやめる子が多い)の環境改善をして、ベネズエラの将来に役立つ人を育てるのが大切なのに… と思いながら見ていましたbearing

より以前の記事一覧